同じヨーロッパとは言え、国変われば習慣も変わる。日常生活を送っていて、「あれ?ドイツと違う?」と思ったことを書いてみる。 1. お釣りが足りない!? まず驚いたのは1セントと2セントのコインを使わないこと。来たばかりの頃、ドイツでの癖でスーパーの支払いを現金でしていたら、端数を出しても困惑した顔をされることが多かった。フィンランド人に聞いたら、現金では5セント以上のコインしか使わないとのこと。だったら価格表示も端数やめちゃえば良いのに…と思ったのだった。事情を知ってからは全てクレジットカードで支払っているが、ドイツでは楽しかった2€記念硬貨集めがしづらくなったのでちょっと寂しい。 2. バスが止まってくれない… これは旅行者の頃から知ってはいたのだが、バス停に人が立っていれば必ず止まってくれるRheinbahnのバスに慣れすぎてすっかり忘れていた。フィンランドでは手を挙げて待っていないと乗らないとみなされ、容赦なく置いてかれる。昔、友人とヘルシンキ旅行したら、乗りたいバスが来ても止まってくれずに何本か逃したこともあったっけ。その時は何かおかしいと思って携帯で「ヘルシンキ バス 乗り方」で検索してやっと判明した。 3. 車も止まってくれない 歩行者に優しかったデュッセルドルフ。人を信じきれない私は、それでも信号の無い横断歩道で止まっては同行者に「こっちが当然優先なんだから、何止まってるの!」と言われていたが、その習慣が反対にフィンランドで活きている。寒くなってきたこの時期、車内の人は暖房でヌクヌクしてるんだから、寒い思いをしている歩行者に譲ってくれ〜と毎日思いながら生きている。 ささいななことだけど、個人的にはかなり戸惑ったことばかり。これからはよりいっそう暗くなるし、引き続き車にひかれないよう気をつけないと。
ベルギー、日本、ドイツとたどり歩いて行き着いたフィンランド。人生2度目の大学生活を堪能中。