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【フィンランド生活4ヶ月目】ドイツと違って驚いたことあれこれ

 同じヨーロッパとは言え、国変われば習慣も変わる。日常生活を送っていて、「あれ?ドイツと違う?」と思ったことを書いてみる。 1. お釣りが足りない!? まず驚いたのは1セントと2セントのコインを使わないこと。来たばかりの頃、ドイツでの癖でスーパーの支払いを現金でしていたら、端数を出しても困惑した顔をされることが多かった。フィンランド人に聞いたら、現金では5セント以上のコインしか使わないとのこと。だったら価格表示も端数やめちゃえば良いのに…と思ったのだった。事情を知ってからは全てクレジットカードで支払っているが、ドイツでは楽しかった2€記念硬貨集めがしづらくなったのでちょっと寂しい。 2.  バスが止まってくれない… これは旅行者の頃から知ってはいたのだが、バス停に人が立っていれば必ず止まってくれるRheinbahnのバスに慣れすぎてすっかり忘れていた。フィンランドでは手を挙げて待っていないと乗らないとみなされ、容赦なく置いてかれる。昔、友人とヘルシンキ旅行したら、乗りたいバスが来ても止まってくれずに何本か逃したこともあったっけ。その時は何かおかしいと思って携帯で「ヘルシンキ バス 乗り方」で検索してやっと判明した。 3.  車も止まってくれない 歩行者に優しかったデュッセルドルフ。人を信じきれない私は、それでも信号の無い横断歩道で止まっては同行者に「こっちが当然優先なんだから、何止まってるの!」と言われていたが、その習慣が反対にフィンランドで活きている。寒くなってきたこの時期、車内の人は暖房でヌクヌクしてるんだから、寒い思いをしている歩行者に譲ってくれ〜と毎日思いながら生きている。 ささいななことだけど、個人的にはかなり戸惑ったことばかり。これからはよりいっそう暗くなるし、引き続き車にひかれないよう気をつけないと。

【フィンランド生活3ヶ月目】Hygieniapassitestiに実際出た質問

 前回の記事から1ヶ月経ってしまったけど、実際に出た問題について思い出せる限り記しておく。今後受ける人の参考になれば幸いです。暗記した訳では無いので、表現の再現性についてはご勘弁を。 The shelf life of matured cheese longer than that of fresh cheese. Sprouts can be a reason of food poisoning. Frozen food have to be kept under -15 degrees. Gyromitra escuelenta can be consumed without any process. Gyromitra escuelenta can be sold by giving instructions only when requested by customers. Food premise operators should use a template provided by the Food Authority to make an own-check. When handling food, one should not pick the nose. If a dish is glazed off, it is still hygienic to use it. A virus can contaminate berries through irrigation contaminated by human faeces. The primary role of the headwear is to act as an ornament. Birds are a reason of health hazards, so it should be prevented that they enter bakeries. Cold food cooling can be done in room temperature if covered with aluminium foil. Own-check is made for health inspectors. Cold food can be stored at room temperature

【フィンランド生活2ヶ月目】Hygieniapassitesti(フィンランドの食品衛生資格試験)に一発合格!

今までに住んだ日本でもドイツでも、飲食店勤務には資格が必要と聞いたことが無かったのだが、フィンランドはなんとバイトでも必要と知ってビックリした。外国人が始めやすいバイトというと、飲食店関係か清掃関係か、ってところ。だからフィンランドにきて真っ先にしたのは、市の図書館のカードを作ってHygieniapassitestiの公式教科書を借りることだった。 Hygieniapassitestiの概要 合計40問あって、正誤で答えるだけのシンプルな形式。合格するには 最低34問 正解する必要あり。 受験料は44€(学生は41€)。 試験は主にフィンランド語、スウェーデン語、または英語で受けられるが、2020年9月現在、同年の年末までの日程を見ると中国語、スペイン語、ロシア語、タイ語、エストニア語、アラビア語でも実施予定がある模様。 出題分野は細かく分けて以下の7つで、万遍なくどれからも出題される。 微生物学 食中毒 職場における衛生意識 個人の衛生意識 公衆衛生 管理点検表と食品施設 フィンランドにおける食品関連の法律と当局 試験当日の流れ 試験会場には開始時間の15分前に到着すること。到着したら試験官にまず身分証を提示し、渡された封筒に自分の名前と住所を書いて戻す。これは合格した際に証書とカードが送付されるためだが、到着まで1ヶ月かかるため、仮の証書が必要な人は後に答案用紙を提出する際に一言試験官に伝えておけばOK。 制限時間は45分間で、20分経過して終わっていたら退出可能。そしてこれは毎回そうなのか不明だが、私が受験した時は試験官が「答え合わせをしたい人がいれば、45分後に全て答案用紙を回収してから教えます。」と言っていた。 私は18:30の試験の回だったが、同日の22:00ちょうどに担当試験官から合格のメールが届くのと共に、仮の証書のPDFも送られてきた。 力試し 特に食品関係の仕事をしたことが無い、もしくは関連資格を取ったことが無い、という人はひとまず この模擬試験 を受けて力試しをしてみるのが一番。それで34問以上正解していれば、1-2週間の短期集中型勉強で十分合格できるはず。 もし私のように食品分野での就業経験があるなら、公式の教科書 "Basic Facts of Hygiene" (教科書というより薄い冊子といった感じ)に一通り目を通し、

【フィンランド生活1ヶ月目】前の住人が残して行ったもの

 住む街には、学生や若い働き手のために安く住居を提供してくれる会社がいくつかある。例えば今住んでいるのは、 ・住人2人のシェアアパート(他に誰も入居していないので実質一人暮らし) ・50m2 ・バス・トイレ付き ・オーブン、コンロ4口有り ・バルコニー付き これで月300€なので結構安いと思う。なので満足しているのだが、入居して驚いたのが前の住人たち宛に届いたと思われる郵便物の山。宛名を確認すると4、5人分はあったと思う。こんな時はどうするかと言うと、「郵便物に Henkilö ei asu tässä osoitteessa (この人はこの住所に住んでいません)と書いて、普通の郵便ポストに投函する」。ただこれだけ。楽チンでよろしい。 日本だと結構差出人の電話番号が分かる時は電話したり、分からない時は開ける訳にもいかないからそのままにしていたけど、調べてみたら同じ手順で良かったみたい。もっと早く知りたかった…というか、みんなちゃんと転居届出してー! とはいえ、シェアアパートならでの良いことは、前の住人たちが洗濯乾燥用のラックとか、掃除用具などを置いていってくれたこと。引っ越しの初期費用はかさむので、少しでもお金を払わずに済むのならそれが一番だ。中でも嬉しかったのは、ほとんど使用感の無いヨガマットを誰か置いて行ってくれたこと。毎日ヨガやストレッチをするので重宝している。 実は来月、新築の1Rに引っ越すことになっているので、洗濯乾燥用のラックやヨガマットは持って行くつもり。ドイツで3箇所シェアアパートを体験したけど、狭くても一国一城の主が良いと気づいたので。共有部分を使用する時に気を使うのはもうごめんです。引っ越しは12回目になるのでそろそろ腰を落ち着けたいところ。

【フィンランド生活1ヶ月目】引っ越しあれこれと、人生2度目の大学生活

引っ越しの準備をしているうちにブログにまで手が回らなくなり、やっと更新の時間ができた。ドイツからフィンランドへ、EU圏内、しかもそこまで離れていない国と国の間の引っ越しだけど、普通ならスムーズに行えたであろうことも、COVID-19のおかげですっかり手間がかかってしまった。 ドイツから国外に引っ越す時の注意点はただ一つ。とにかく 会員になっているものは全て、解約の手紙 "Kündigung" を送りまくれ! 特に有料サービスが絡んでくる以下には細心の注意を払うこと。 ◆銀行口座…ドイツの銀行は毎月の口座維持手数料がかかるのが主流。これを解約せずに日本に帰国する人が多いらしい。そうなるとドイツにいないのに毎月の手数料がかさみ、いつの間に口座残高はマイナスになるのだとか。確かに海を越えて請求されることは考えにくいけど、だらしなく解約せずに帰国し、手数料を滞納しまくった先人達のおかげで、現在の短期滞在者はドイツで銀行口座を開設しにくくなってしまっているらしい。立つ鳥跡を濁さず、が一番。 ◆定期券…毎月買い直している人は大丈夫だけど、Rhein BhanのTicket1000とかTicket2000みたいな、毎年銀行口座から引き落としする形式の人は要注意。早めに解約しないとそのまま引き落としが続くホラー。 他にも住民票の登録抹消だとか、Deutsche Postに出す転送願いだとか、必要な手続きは多々あるので、引っ越しが決まったらチェックリストで管理すると漏れがなくてオススメ。 さて、早くもフィンランドに引っ越してきて3週間目。実は今週は水曜から金曜まで大学のオリエンテーション期間だった。日本で大学に入った当初はオリエンテーションは2週間程あったのでのんびり構えていたら、早速来週月曜からみっちり授業が入っていて驚愕。90分を1コマとするのなら、1週間に20コマ+他にもオンラインで他の提携大学のも取りたいので、1度目の大学生活に比べたらだいぶ忙しくなりそう。他大学の「アジアからのインバウンド観光業(主に中国と日本から)」とか「土壌の洗浄基礎」とか、どれも面白そうで目移りしてしまう。しかも1年が4期に分かれているので、必修科目以外は頻繁に履修科目を変えられるのが嬉しい。 もちろんCOVID-19があるので、10月半ばくらいまでは全体的にオンライン授業になると

旅の記録一覧(随時更新していく記事)

1993年から2002年までのベルギー滞在期間はヨーロッパのあちこちに車で出かけているけど、詳細までは覚えていないのでとりあえずパスポートのスタンプベースで一覧にしてみた。 2013年からの放浪っぷりがすごい。 1998年 7月21日〜8月5日     日本に一時帰国 2000年 4月22日〜24日     イギリス(ロンドン):ミュージカル「オペラ座の怪人」、ハロッズでハリポタ原書購入 7月21日〜8月20日     日本に一時帰国 2002年 7月5日〜21日     日本に一時帰国 8月3日〜6日     アイルランド(ダブリン) 2003年 1月5日     日本に本帰国 7月30日〜8月5日     ベルギー? 2004年 8月15日〜24日     アイルランド(ダブリン、ベルファスト) 11月15日〜19日      タイ(バンコク、アユタヤ):修学旅行 2009年 10月2日〜6日     マレーシア(ボルネオ島) 11月17日〜25日     フランス(パリ) 2010年 2月23日〜3月2日     エジプト(カイロ、ギザ、ダハシュール、メンフィス博物館、サッカラ)     トルコ(カッパドキア、アンカラ) 2011年 7月8日〜10日     韓国(ソウル) 11月23日〜27日  インド(ニューデリー、アーグラー、ジャイプル) 2012年 3月28日〜4月2日     ベルギー(ブリュッセル) 2013年 3月8日〜12日     ロシア(サンクトペテルブルク) 5月4日〜6日  日本(京都、大阪) 11月30日〜12月4日     ベトナム(ホイアン、ダナン、フエ、ハノイ、ハロン湾) 12月26日〜2014年1月5日     アルゼンチン(ブエノスアイレス) 2014年 3月21日〜23日     台湾(台北) 4月30日〜5月11日     トルコ(サフランボル)     キプロス(パフォス、ニコシア、北キプロス・トルコ共和国、トロードス)     ギリシャ(イドラ島、デルフィ、カランバカ、アテネ) 9月22日〜28日  ニュージーランド(クイーンズタウン、グレノーキー、ミルフォード・サウンド、 オークランド) 2015年 1月31日〜2月1日     日本(竹富島、石垣島) 2月27日〜3月1日     日本(沖縄) 5月9日〜17日

【渡芬準備】フィンランドの滞在許可証の話

これを書いている2020年7月8日現在、まだまだCOVID-19は収束しそうにない。 騒ぎが始まって少しした3月下旬頃、各地のフィンランド公館は臨時閉館してしまった。 「再開のお知らせがあるまでは閉館します」 その頃は受験勉強の追い込み真っ只中で、4月に受験、5月初頭に結果通知と続いた。 本来ならそのまま滞在許可証を申請して、遅くとも3ヶ月後、つまり8月初頭には滞在許可証を受け取って渡芬して、同月下旬に授業開始となるはずだった。 フィンランド留学をする上で滞在許可証を取る際の第1ステップはEnter Finlandという移民局が運営するサイトへの登録。ここからオンラインで申請ができる。 申請を済ませたら、指紋を取ったり本人確認をするためにフィンランド公館に出向かねばならない。今回のCOVID-19で困ったのはここのポイントだ。何しろ公館そのものが開いていないので… 仕方ないので5月19日にEnter Finland上で申請を済ませてからというもの、フィンランド移民局、ドイツのフィンランド公館のサイト、フィンランド外務省、国境警備隊、schengenvisa.com、yleの英語サイトを徘徊する日が続いた。合間にはベルリンのフィンランド大使館にも何通も問い合わせメールを送っている。 先行きが見えないストレスを抱えて暮らす中、ドイツのフィンランド公館の係員から連絡が来たのは、6月17日のこと。申請から約1ヶ月が経とうとしていた。 「ベルリンのフィンランド大使館ではなく、ハンブルクの領事館にて本人確認のための予約を受付再開しました。」 タイミング悪く、それはフィンランド旅行に発つ前日のこと。 仕方なく、ドイツに帰ってきてからの可能な限り早い6月30日に、ハンブルクの領事館の予約を取った。 ※この時まだドイツからフィンランドへ観光目的の旅行は許されていませんでしたが、家族に会う目的の旅行はすでに可能でした。交際相手がフィンランド人、もしくはフィンランド居住者であり、その人に会いに行くのも家族に会うことのうち、とみなされていました。 ハンブルクにて本人確認を済ませてからも、授業開始に間に合うように滞在許可を出してくれるのか気が気でない。Enter Finlandを日に2度くらいチェックしていたら、ちょうど今朝「滞在許可が下りた」と連絡が! 本人確認してからわずか9日目。 移民

【旅行記】辛いカレーが食べられるようになった話など

先日載せたこの写真。正直あまりこれらのパンフレットに載っている場所のことはあまり覚えていない。 ◆ウィマンメーク宮殿 ◆バン・パイン宮殿 ◆アユタヤ歴史研究センター ◆宿泊ホテル:The Imperial Queen's Park Hotel Bangkok(現Bangkok Mariott Marquis Queen's Park) 修学旅行で今でも印象に残っていることと言えば… ワット・ポー寺院の涅槃像の巨大さ。あれはただただ圧倒されて言葉も出なかった。 チュラロンコーン大学付属高校の生徒たちと交流会をする中で浴衣を着て日本文化のプレゼンをしたら、100人くらいの現地の生徒と記念撮影する羽目になったこと。 (もちろん笑顔で写るので頰の筋肉がつってしまったほど。) あとは、泣くほど辛い本場のグリーンカレーが不思議と病みつきになって、日本帰国後も色んなタイ料理屋に行くきっかけになったこと。 (言っておくと子供の頃は甘口カレーでも苦手で「辛い」と言って食べなかったらしいので、目覚ましい進歩である。) 高校生の修学旅行だからこんなもん。 でも、国費留学生として同学年にいたタイ人の同級生たちの故郷を見ることができたし、同じアジアなのに雰囲気が全く違う国が見れて良かったと思っている。 それにタイ人の同級生に故郷の話を聞くのと、実際自分の目で見るのとでは全然違っていた。 ちなみに彼はクラスで古文1位を取るような超優秀な人で、我々日本人は立場がなかった。 記憶が正しければタイへの修学旅行はこの時が高校としても初の試みで、先生方もコーディネートが大変だったと思うけど、あの経験をさせてもらえたのは有難い。 いつまた行けるかわからないけど、次アジアの国を旅するならタイをまた訪れたい。 ラオスは未踏だから、組み合わせていくのも良いな。 早くまた旅に出れるよう、COVID-19危機が収まりますように。

【旅行記】16年前の記憶と初めてのアジア旅行(タイ)

今年の夏、現在居住しているドイツからフィンランドへ引っ越す予定なので、私物の整理を少しずつ進めている。もうゴミ袋3つ分、物を捨てた。 物は溜め込まない性分だが、1つだけ捨てられないものがある。 それは旅の記録やパンフレットなどだ。3年くらい前にブログの記事にしながら物自体は捨てようとしたけど、膨大な量で挫折した。 そして今、またそれらを整理するチャンスがやってきたので、フィンランドに持っていく紙類をできるだけ減らすためにも、あと3ヶ月間、できる範囲内で定期的に記事に変換していければと思う。 紙類は重いのでね… できれば時系列でやりたいと奥底から掘り起こしてきたのが、なんと16年前の物。しかもかなり綺麗な状態で出土した。 これは高校の時、タイに修学旅行に行った時のもの。初めて日本以外のアジアの国に行ったんだっけな。 これだけ昔のものとなると写真はフィルムだから手元に無いし、流石に当時の旅のしおりまでは残してない。だから記憶頼りで不確かなこともあるけど、次の記事で思い出せることだけでも書こう。

【勉強法】仕事しながら8ヶ月間受験勉強した話

TAMK (Tampereen ammattikorkeakoulu) 環境エンジニアリング学部の試験概要 COVID-19の影響で急遽、フィンランドからオンラインに試験場所が移行 元は4月1日の予定が4月6日に変更 全部で4時間の試験 内容その1:数学7問と、化学か物理かのどちらかを選択する3問からなる全10問の筆記試験 内容その2:エンジニアリングを勉強する学生としてのSWOT分析に基づいたエッセイ 理系の問題は回答選択式ではなく、全て紙に回答を導き出した経緯を書き出し、全て写メを撮って1つのPDFファイルした上で所定のフォームにドロップ この中で一番苦労して、落ちた原因は実は6番。 この形式であることは試験が始まってからしか知らされなかったので、PDF結合ソフトなんて持っていなかった私はそれのダウンロードから始める羽目になって時間をロス。なんとか全て解き切ってオンラインのフォームにPDFをドロップしようとしても、技術トラブルなのかできなかった。 仕方がないので大学のメールアドレスに直接添付して送ったが、わずか5分とはいえ締め切りを過ぎたので落とされたのだと思う。 通知不足と技術トラブルは向こうの落ち度なので、正直納得いかないが仕方がない。 大学のお役所気質と手際の悪さへの不満はさておき。 第一志望が理系学部、しかし出身学部は美術史ということで、一番苦労したのは高校の化学と物理を復習することだった。もちろん受験言語は英語なので、より大変さが増す。 そこで理系科目への対策はこんな感じにした。 ①2019年8月:数学開始 アマゾンで Barron'sの "SAT Math Workbook FOR 2019 & 2020 TESTS" を買う。最初の2巡は全問やって、最後の1巡は過去の2巡で間違えた問題のみ解いた。 https://www.amazon.de/dp/1438011768/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_3LDREbQEJ0THM ②2019年12月:化学と物理開始 アマゾンで for dummiesシリーズの "Chemistry for dummies 2nd edition" と "

【受験結果】JAMKに合格!

4月30日、JAMK (Jyväskylän ammattikorkeakoulu) の観光学部から合格通知が来た。 今回受けた3つの学部の中で一番難易度は低かったので、これで一応一安心。 受験した3つの学部は志望順に、 ・TAMK 環境エンジニアリング学部 ・TAMK 国際ビジネス学部 ・JAMK 観光学部 だったけど、第一志望はおそらくオンライン試験の技術トラブルのせいで落とされてしまった気がする。COVID-19さえなければ現地受験できていたのだから、 憎っくきウイルスのやつめ 、と思うが仕方ない。来年再受験かな。 ammattikorkeakouluとは応用科学大学のこと。学んだことを実践に活かしていく学び方を推奨する形態の大学で、職業に活かすことを見据えて教えているイメージが強い。 日本の大学ではバリバリの文系という訳でもなく、文系の中でもちょっと異端な美学美術史学というのをやっていた。 理系の道にも興味はあったものの、特定の学部が当時は思い浮かばなかったので、結局元から興味のあった美術史に進んだ形だ。 しかし、ドイツで食品の品質管理の仕事をしているうちにフードサイエンスに興味が出てきた。だから情報収集をしたけど、フィンランドでフードサイエンスを英語で学士レベルで教えている所を見つけられなかった。 そこで少し分野が重なる環境エンジニアリングに目をつけたという訳だ。 これからの時代、再生エネルギーはもちろん、食糧危機に際して水質や土壌の質の確保は大事になってくる。しかもフィンランドはそういった分野における先進国の一つ。空気も水も質は世界トップクラスだ。 外国人がフィンランドで就職するのは超が付くほど難しいけど、ゆくゆくはエンジニアとして定住できたらなと思う。 今年受からなかったのは仕方ない。これから一年かけてまた高校化学と物理を復習して、より完璧にして受け直すまでだ。 早ければ5月7日に国際ビジネス学部の結果が来るので、それまではビザ申請などのことを調べながら待つつもり。