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【フィンランド生活1ヶ月目】引っ越しあれこれと、人生2度目の大学生活

引っ越しの準備をしているうちにブログにまで手が回らなくなり、やっと更新の時間ができた。ドイツからフィンランドへ、EU圏内、しかもそこまで離れていない国と国の間の引っ越しだけど、普通ならスムーズに行えたであろうことも、COVID-19のおかげですっかり手間がかかってしまった。

ドイツから国外に引っ越す時の注意点はただ一つ。とにかく会員になっているものは全て、解約の手紙 "Kündigung" を送りまくれ!特に有料サービスが絡んでくる以下には細心の注意を払うこと。

◆銀行口座…ドイツの銀行は毎月の口座維持手数料がかかるのが主流。これを解約せずに日本に帰国する人が多いらしい。そうなるとドイツにいないのに毎月の手数料がかさみ、いつの間に口座残高はマイナスになるのだとか。確かに海を越えて請求されることは考えにくいけど、だらしなく解約せずに帰国し、手数料を滞納しまくった先人達のおかげで、現在の短期滞在者はドイツで銀行口座を開設しにくくなってしまっているらしい。立つ鳥跡を濁さず、が一番。

◆定期券…毎月買い直している人は大丈夫だけど、Rhein BhanのTicket1000とかTicket2000みたいな、毎年銀行口座から引き落としする形式の人は要注意。早めに解約しないとそのまま引き落としが続くホラー。

他にも住民票の登録抹消だとか、Deutsche Postに出す転送願いだとか、必要な手続きは多々あるので、引っ越しが決まったらチェックリストで管理すると漏れがなくてオススメ。


さて、早くもフィンランドに引っ越してきて3週間目。実は今週は水曜から金曜まで大学のオリエンテーション期間だった。日本で大学に入った当初はオリエンテーションは2週間程あったのでのんびり構えていたら、早速来週月曜からみっちり授業が入っていて驚愕。90分を1コマとするのなら、1週間に20コマ+他にもオンラインで他の提携大学のも取りたいので、1度目の大学生活に比べたらだいぶ忙しくなりそう。他大学の「アジアからのインバウンド観光業(主に中国と日本から)」とか「土壌の洗浄基礎」とか、どれも面白そうで目移りしてしまう。しかも1年が4期に分かれているので、必修科目以外は頻繁に履修科目を変えられるのが嬉しい。

もちろんCOVID-19があるので、10月半ばくらいまでは全体的にオンライン授業になると言い渡されており、キャンパスにはほぼ行けない。でも必修科目の一つにProfessional Developmentというホームルーム的なのがあって、それの初回はキャンパスに行きたい人はマスクなど対策してなら来ていいよ、との通知。せっかくなので月曜行って来るつもり。

国際ビジネス学部らしく、1年めは10人くらいずつチームに分かれ、チームごとに1つの架空の会社をビジネスプランからおこしていく授業がある。4期目には実在するフィンランドの会社と提携して、そこの商品を海外市場に売るプレゼンを考えたりもするそう。本来は別学部志望なので来年そこを再受験するつもりだが、不本意に入ったこの学部も十分楽しめそう。

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